阪神・高山 打点挙げれば6戦不敗!藤浪の三塁打に応えた

[ 2016年4月13日 05:30 ]

<神・D>5回無死三塁、高山は中犠飛を放つ

セ・リーグ 阪神4―3DeNA

(4月12日 甲子園)
 高山に快音が出れば阪神は負けない。5回に中犠飛で貴重な4点目を叩き出し、打点を挙げた試合は5勝1分け。不敗神話を継続している。

 「内容的に1番良かった」とふり返った5回無死三塁の第3打席。藤浪のプロ初三塁打でつかんだ好機を、きっちりモノにした。初球のカットボールをセンターへ。6試合ぶりの打点になった。終わってみれば、1点差の勝利。価値は大きい。

 「あれだけ投げてるのに、あれだけ走って三塁まで進んでくれたので、何とかしたかったです」

 足での貢献も見逃せない。DeNA先発・久保とは今季2度目の対戦。初回の第1打席は追い込まれての直球に反応し、二塁へボテボテの当たりながら、武器の足で内野安打にした。「(カードも)2回り目だったので、どういう攻め方をされるのか頭の片隅に置きながら。ドンドン振っていく持ち味の積極性も忘れずにいきました」

 開幕から16試合連続で1番として出場。7回の左前打で今季5度目のマルチ安打をマークし、打率も・311と大台に戻した。

 「内容を見ると1本目(犠飛)が良かったけど、1日通して2本出たことは良いことだと思う」。そして“不敗神話”の存在を知らされると「それなら、出来るだけ打点を挙げたいです」と笑顔。「そういう位置(1番)にいるので、もっともっと点を取ることがチームにとっても良い」。若武者は力強くこう誓った。 (久林 幸平)

 ▼阪神・ゴメス(腰痛から復帰し、2試合ぶりの出場。初回2死一、二塁で左中間へ逆転の2点適時二塁打)力まずに甘い球を積極的に行こうと思っていた。トレーナーがしっかり治療してくれたおかげでもう大丈夫。

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2016年4月13日のニュース