千賀 プロ初完投もあと1人で初完封逃す「まだ早いということ」

[ 2016年4月13日 22:58 ]

惜しくも完封勝利を逃した、ソフトバンク・千賀(右)は複雑な表情で工藤監督とハイタッチ

パ・リーグ ソフトバンク5―1西武

(4月13日 大宮公園)
 ソフトバンクの千賀があと1死でプロ初完封を逃した。9回2死一塁から秋山の適時二塁打で1点を失い、三塁を狙った秋山がタッチアウトで試合終了。135球を投げ、6安打10奪三振の初完投で2勝目を挙げたが「(完封は)まだ早いということ。忘れられない。ウイニングボールは自分への戒めのために飾る」と悔しさを表現した。

 一回に先頭の秋山をいきなり4球連続のボールで歩かせたように5四球と制球に苦しんだ。六回を除いて毎回走者を出しながらも要所を締め、終盤でも直球は150キロを超えて球威が衰えず「少しずつ対応できた。これを継続していきたい」と手応えをつかんだようだ。

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2016年4月13日のニュース