【なんでもランク】初球打ち“名人”は中日ルナ ただ一人打率5割超え

[ 2015年9月8日 12:30 ]

中日のルナ

 打者が初球を打った際の結果は、打者の印象に大きく関わる。安打になれば「思い切りが良い」「好球を見逃さない」などと評価されるが、好機で凡退すれば「淡泊」と批判されることもある。そこで、7日現在で規定打席に到達している53人から、初球を打った際の打率が高い打者をランキングしてみた。

 1位はルナ(中)で・515(シーズン打率・306)。33打数17安打と、ただ一人5割を上回った。2位は中村(西)で・481(同・279)。初球の本塁打も6本ある。3位は近藤(日)で・450(同・327)だった。なお犠打を除き、1球で決着した打席が最も多いのは雄平(ヤ)で95。最少は中村晃(ソ)で18だった。

 ルナは1球決着の打席が494打席中36と多くはないが、フェアゾーンに飛ばせば高い確率で安打になる。ファーストストライクの打率も・478と得意(2ストライクは・189)。特に初球はコースや球種を絞りやすいだけに、狙い通りの球を投げてしまうと格好の餌食となるだろう。 (記録課・矢吹 大祐)

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2015年9月8日のニュース