マエケン、マツダでは7勝目!「ここで負けるわけにはいかない」

[ 2015年9月8日 21:11 ]

<広・中>7回2死満塁、代打・和田の二塁ゴロを好捕した菊池(左)と抱擁を交わす前田健

セ・リーグ 広島5―0中日

(9月8日 マツダ)
 広島のエース、前田健太投手(27)が8日の中日戦に先発登板。7回を4安打無失点に抑えて自身4連勝を飾り、阪神・藤浪に並ぶリーグ最多タイの今季12勝目をマークした。

 3回までノーヒット投球。4回、先頭・荒木の打球が自らのグラブをかすめてから三塁方向へ転がる内野安打で初安打を許したが、6回1死から大島に足を生かした左前への二塁打を浴びた後は荒木、ルナを凡打に仕留めて失点は許さず。7回には2死から連打と四球で満塁のピンチを招くも、代打・和田の右前へ抜けそうな当たりを二塁手・菊池が好捕してくれたこともあって無失点で切り抜けマウンドを降りた。

 試合後、先制2ランのエルドレッドとともにお立ち台に上がった前田健は、7回で111球という球数に「111球も投げたんですね。もうちょっと少ないかと思ってました」と苦笑い。

 それでも「エルドレッドも先制ホームランを打ってくれたし、味方が援護してくれたのでスムーズに投げることができました」とし、今季マツダスタジアムでは7勝1敗とホームで圧倒的な強さを見せていることについては「マツダスタジアムが好きですし、ファンがたくさん駆けつけてくれる。ここで負けるわけにはいかないなと思って、いつもマウンドに上がっています」と話して盛大な拍手を浴びた。

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2015年9月8日のニュース