楽天・星野氏は編成の責任者、経営に助言も 立花球団社長が説明

[ 2015年9月8日 17:10 ]

 楽天の立花陽三球団社長(44)が8日、コボスタ宮城の室内練習場で会見。7日付けでシニアアドバイザーから取締役副会長に就任した星野仙一氏(68)の役割などについて説明した。

 立花社長は「今回の人事は野球のオペレーション、主にドラフトや外国人選手などオペレーション部分の総責任者を全て星野さんにお願いする」と話し、チーム編成において「最高責任者は星野さん」と強調した。

 その上で「弊社の取締役副会長ということで、経営にもしっかり助言いただく」と明言。「GMというと経営はあまり関係無いイメージがある。英語で言うなら私の個人的な考えですが、プレジデント・オブ・ベースボール・オペレーション。日本ではまだないが、アメリカにはある。それぐらい大きな役割を持って球団の経営にもしっかり助言をいただこうと思っている」と球団経営にも携わることを明かした。

 シーズン途中での就任に関しては「一番大きいのはドラフトまであと1カ月。ドラフトは非常に重要だし今後、FA選手や外国人選手の獲得などに対応する意見を含めるとギリギリのタイミング」と説明。「楽天イーグルスがもっともっと発展できるようにファンに愛される球団になるためにご尽力いただく」と期待を寄せた。

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2015年9月8日のニュース