マエケン7回零封でリーグ最多タイ12勝目! 野手は機動力生かし援護

[ 2015年9月8日 20:51 ]

<広・中>7回2死満塁、代打・和田を二塁ゴロに打ち取り、雄叫びを上げる前田健

セ・リーグ 広島5―0中日

(9月8日 マツダ)
 広島がエース前田健の好投で中日を下した。前田健は7回4安打無失点で自身4連勝を飾り、藤浪(阪神)に並ぶリーグ最多タイの今季12勝目。球団新記録の44試合連続出塁中だった丸は4打数無安打で記録が途切れた。

 広島は初回、2死からエルドレッドの左越え14号2ランで先制。5回には1死から左前打で出塁した田中が二盗に成功した後、相手投手・八木の暴投と捕手・杉山が三塁へ悪送球する間に一気に生還し、1点を追加した。さらに6回、2死一、三塁から重盗を仕掛け、一走・野間が挟まれる間に三走・菊池が生還(記録は送球間)するなど着実に加点して逃げ切った。

 前田健は3回までノーヒット投球。4回、先頭・荒木の打球が自らのグラブをかすめてから三塁方向へ転がる内野安打で初安打を許した。だが、6回、1死から大島に足を生かした左前への二塁打を浴びた後は荒木、ルナを凡打に仕留めて失点は許さず。7回には2死から連打と四球で満塁のピンチを招いたが、代打・和田の右前へ抜けそうな当たりを二塁手・菊池が好捕して無失点で切り抜け、後を受けた大瀬良、中崎が零封リレーでつないだ。

 中日は今季3勝がすべて広島戦というキラーの八木が先発したが、5回3失点で今季6敗目となった。

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2015年9月8日のニュース