バレンティン 15日復帰へ「準備」 18日予定から前倒し志願

[ 2015年9月8日 05:30 ]

カーラ夫人(後方左)と笑顔で再来日したバレンティン

 14年ぶりのリーグ優勝を目指すヤクルトに、最強助っ人が帰ってきた。左太腿肉離れで手術し、米国でリハビリを行ってきたバレンティンが成田空港着の航空機で再来日。今季出場わずか1試合で、約4カ月ぶりに日本の地に降り立った主砲は「いい状態で戻ってこられた。早くチームの輪の中に入って野球がしたいと思ってリハビリをしていた」と笑顔で話した。

 米国内でのトレーニングはランニング、外野ノック、ティー打撃などで、フリー打撃はまだ行っていない。不安視されていた体重も2、3キロ増の110キロだそうで「そんなに変わらない」と胸を張った。8日から埼玉県戸田市内で2軍の練習に合流。渡部賢一メディカルディレクターのチェックを受けてから、今後の日程を決める。

 しかし、主砲ははやる気持ちを抑えきれない。真中監督が1軍復帰の目安として18日の巨人戦(神宮)を挙げていたことを聞くと「一日でも早く1軍に上がれるように準備する」と早期復帰に意欲を燃やした。16、17日は試合がなく、早ければ15日DeNA戦(同)での復帰を視野に入れている。まずは代打起用となる可能性もあるが「チームがいい状態の中でこうしたいというのはない。言われたところで準備するだけ」と頼もしい。

 米国では優勝争いを続けるチームの成績を常にチェック。山田の活躍には「打率、打点、盗塁は驚いていないが、33本塁打は驚いている」と刺激を受けた様子だ。ただ、13年に60本塁打のプロ野球記録を樹立した自身は今季ノーアーチだけに「来年仕切り直しだ。ハッハッハ」と笑った。「今、チームの状態がいいのでこのまま僕なしでもCSにいけると思う。でもシーズンが終わる時にチームメートといい結果を残せれば」。残り19試合。混戦を抜け出す切り札となるのは、この男しかいない。 (町田 利衣)

 ≪復帰1日で抹消悪夢乗り越え≫バレンティンは昨年10月に左アキレス腱を手術。4月24日の巨人戦(神宮)に「4番・左翼」で今季初出場したが守備で左太腿を痛め、待望の1軍復帰からわずか1日で出場選手登録から外れた。左太腿の肉離れで全治4~6週間と診断され、専門医の二次的意見(セカンドオピニオン)を聞くため、5月13日に渡米。同15日(日本時間16日)に手術を受けた。

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