巨人5連敗で自力V消滅…“珍現象”4位広島を上回れず

[ 2015年8月28日 05:40 ]

<ヤ・巨>ベンチで厳しい表情の原監督

セ・リーグ 巨人0-2ヤクルト

(8月27日 神宮)
 巨人打線の焦りを象徴していた。0―0の7回1死一塁で4番・阿部。繰り返しランエンドヒットのスタートを試みていた走者の坂本が、投手・久古が9球目の前に送ってきたけん制に逆を突かれて刺された。

 「ああいうミスをしたら勝てない」。今季初となる2戦連続の零敗で、今季ワーストタイの5連敗。主将は責任を背負い込んだ。

 37イニング連続で適時打が出ていない。7回まで1安打投球のポレダを援護できず、満塁機を2度逸するなど連夜の11残塁。原監督は「一本が出ていたらね。本人たちは懸命にやっているけど、チームを前に進ませる一本が出ませんね」と嘆いた。

 7月28日以来の勝率5割。自力優勝の可能性が今季初めて消滅した。上位の阪神、ヤクルトを自力で上回ることはまだ可能ながら、下の4位にいる広島を自力では上回れなくなったためだ。大混戦の今季ならではの珍現象だが、CS進出圏キープにも尻に火が付きつつあるのは事実。「きょうの試合を糧に切り替えていくということですね」。原監督は懸命に前を向いたが、選手個々の奮起なくして巻き返しは期待できない。(大林 幹雄)

 ▼巨人・マシソン(8回2死二、三塁から川端に2点左前打を食らい)イメージ通りの球を投げて詰まらせたけど、結果が付いてこなかった。

 ≪自力V消滅≫3位巨人の自力優勝の可能性が消滅した。巨人が残り全勝なら83勝59敗1分けの勝率.585。広島は4位ながら巨人との2試合に敗れても他カード29試合を全勝すれば、勝率、勝利数とも巨人に並ぶ。この場合、巨人に対して今季の勝ち越しを決めている広島が上位と規定にあり、巨人が広島を自力で上回れなくなったため。

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