西武・牧田 1カ月ぶり先発で6勝目 チーム事情で抑えから復帰

[ 2015年8月28日 05:30 ]

<日・西>6回無失点で6勝目の西武・牧田

パ・リーグ 西武6-0日本ハム

(8月27日 札幌D)
 久々の先発マウンド――。まるで1イニング限定の抑え投手のごとく、西武・牧田は腕を振り続けた。

 「先発だと(今までは)ペースを考えたけど、初回から飛ばしていった。抑えをやって、1イニング1イニングが勝負だと感じた」

 守護神・高橋朋の不振から、一度は抑えに配置転換。今度は先発の頭数が足りなくなったことで、7月26日の日本ハム戦(西武プリンス)以来の先発を任された。全93球中、半分以上の47球を直球で押した。今まで120キロ台後半だった球速は最速133キロに増し「大谷が投げた次の日だから、(スピード)ガンが引っ張られたのかな」と冗談も。6回無死一、二塁で迎えた中田は、浮き上がる130キロで一飛に抑えた。6回無失点。7月7日オリックス戦(同)以来の6勝目を挙げた。

 開幕投手が予定された岸が左脇腹を痛め、代役を務めた。開幕5日前に通達されながら、チームに4年ぶりのシーズン初戦勝利を運んだ右腕。抑えへの転向は「開幕投手までやったので、プライドもあった」と困惑が先行したが、「やるしかない」と自身に言い聞かせた。11年にも中継ぎ陣の不調を理由に、先発から抑えに転向。ただ、シーズン中に再び先発に戻るのは初体験だ。3セーブを挙げた一方で1敗も喫した救援生活で「一球の重みを再確認した」と言い、快投につなげた。

 チームの連敗を2で止め、4位ロッテとのゲーム差も1に広げた。「一球一球集中した結果。チームが勝つために、次も自分の役割を果たしたい」。CS出場へ「困った時の牧田」がいる。 (神田 佑)

 ▼西武・田辺監督(チーム事情で牧田に)非常に負担をかけているが、我慢して辛抱強くやってくれている。

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