中日・山本昌 2軍で今季初登板2回1失点「体は問題なかった」 

[ 2015年6月18日 16:56 ]

ウエスタン・リーグの阪神戦に先発し、2回を3安打1失点の中日・山本昌

 中日の山本昌が18日、ウエスタン・リーグの阪神戦(鳴尾浜)で先発し、2回無死でソロ本塁打を浴びるなど2回を投げて3安打1失点だった。49歳で今季初登板の左腕は「思ったより投げることができた。体は問題なかった」と手応えを口に。「手の振りや体の動きが出るように仕上げて、もっと躍動感を出したい」と続けた。

 3月3日に行われたウエスタン・リーグ春季教育リーグのソフトバンク戦で、わずか1球で右膝を痛め、右膝蓋靱帯炎と診断された。開幕後は実戦で投げる機会がなかったが、今月に入り、シート打撃に登板、調整を続けていた。

 昨年9月に49歳で勝利投手になり、プロ野球の最年長記録を更新した。今季は白星を挙げれば、米大リーグの最年長記録を上回る。今後の登板について「(2軍で)5イニングを2、3回くらい投げて、1軍に呼んでもらえるようにがんばりたい」と青写真を描いた。

 小笠原2軍投手コーチは「反動を見て(次は)21日のオリックス戦で1、2イニングかな」と示唆した。

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2015年6月18日のニュース