和田 ようやく初白星 序盤大量援護も「0―0だと思って投げた」

[ 2015年6月18日 13:08 ]

インディアンス戦に先発し7回を4安打無失点と好投、チームメートと握手するカブス・和田(左)

インターリーグ カブス17―0インディアンス

(6月17日 クリーブランド)
 カブスの和田がメジャー自己最長タイの7回を投げて4安打無失点の好投。今季6度目の先発でようやく初白星を手にした。序盤に大量10点の援護を受けたが「楽になったが、向かっていく気持ちだけは忘れずに、まだ0―0だと思って投げた」と話した。

 今季は3月13日のオープン戦で左太腿の張りを訴えてDL入り。5月20日のパドレス戦で初登板を果たし4回2/3を2失点で9三振を奪ったが、勝利投手の権利目前でマウンドを下りた。6月に入ってからは4回途中で降板する試合が続き、ローテ生き残りへ危機感を募らせていた。

 この日は初回いきなり2死から一、二塁のピンチを招き、5番レイバーンに左前打を打たれた。しかし左翼手コグランが好返球で本塁を狙った走者を刺して和田を援護。その後は2~4回を三者凡退に斬り、5~7回は走者を出しながらも無失点で切り抜けて、味方の大量援護に応えた。

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