オリに衝撃…佐藤達、腰痛で登録抹消 福良代行「しかし、痛い」

[ 2015年6月18日 05:30 ]

腰痛のため、登録抹消されたオリックス・佐藤達

 19日のリーグ戦再開を前に、オリックスに衝撃が走った。新守護神として期待された佐藤達也投手(28)が17日、腰痛のため出場選手登録を抹消された。右肩故障で離脱していた比嘉がこの日から、ほっともっと神戸での1軍全体練習に合流。昨季、岸田、平野佳らと4人で構成した鉄壁の救援陣が揃い踏みするプランは、あっさりと崩れ、福良監督代行の表情も険しかった。

 「せっかくリリーフ陣が揃ったと思ったが、こればかりは仕方がないな。しかし、痛い。平野佳とか岸田とかに頑張ってもらわんとアカン」

 昨季62試合に登板し7勝1敗20ホールド、防御率0・79を誇った中継ぎエースの比嘉はブルペンで30球の投球練習。受けた別府ブルペン担当コーチも「問題ない。大丈夫」と太鼓判を押した。

 真後ろで視察した福良監督代行も「比嘉本人もその気だから。次から(1軍)登録する。最初から厳しいところでは無理かも。ただ、1枚加わることで変わる」と19日西武戦(ほっと神戸)からの昇格を決めた矢先の暗転。交流戦を4連勝で締めくくり、大反攻へ向け機運は高まるはずだったが、またもアクシデントに見舞われた。

 平野佳は「自分の状態はまずまず。タツ(佐藤)が抜けるのは痛いけど、皆でやっていくしかない」と今いるメンバーで出来る限りのことをやっていくことを誓った。攻撃陣同様、なかなかベストメンバーが揃わない…。試練に次ぐ試練。「いばらの道」はどこまで続くのだろうか。

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2015年6月18日のニュース