巨人 阿部、ついに出た今季1号!「だいぶ時間がかかった」

[ 2015年5月19日 18:50 ]

<神・巨>2回2死一塁、阿部は今季1号となる先制2ランを放つ

セ・リーグ 阪神―巨人

(5月19日 甲子園)
 巨人の阿部慎之助捕手(36)が19日の阪神戦(甲子園)で待望の今季1号を放った。この日は「7番・捕手」でスタメン出場。0―0で迎えた2回、2死一塁で打席に入ると、阪神先発・岩田の2球目、外寄りの変化球をとらえ、右中間に運んだ。

 今季出場22試合目、83打席目で飛び出した一発。これまで阿部の1号は06年のチーム30試合目が最も遅い記録だったが、今季はこの日がチーム43試合目。ようやくの1号に、ベンチに戻った背番号10はナインの祝福に満面の笑みを浮かべた。

 阿部は「両コースを意識せずに狙いを甘めに設定して思い切って振っていった。(スライダーを打った)いい風に乗ったし、自分でもうまく打てたなと思う。(今季初ホームラン)1本出るまでにだいぶ時間がかかった。これから打ってチームに貢献できるようにしたい」と球団を通じてコメント。

 4月17日の阪神戦(甲子園)で走塁中に左太腿裏を肉離れし翌18日に登録を抹消された阿部。5月13日に1軍復帰し、負傷して以来となる甲子園の舞台で、しっかりと“再出発”の号砲を鳴らした。

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