巨人 菅野 プロ初完封で通算30勝目 阿部1号弾から8点快勝!

[ 2015年5月19日 20:55 ]

<神・巨>2回、先制2ランの阿部(右)を手荒く祝福する原監督

セ・リーグ 巨人8―0阪神

(5月19日 甲子園)
 巨人は主砲・阿部の今季1号で勢いづいた打線が先発野手全員の9安打で8点を奪って阪神に快勝。同カード4連勝を飾った。先発・菅野はレギュラーシーズン初完封で5勝目、通算30勝目を挙げた。巨人で3年目までに30勝到達は99~01年の上原(現レッドソックス)以来となった。

 待望の一発が猛攻開始の合図となった。2回1死から中前打で出塁したアンダーソンを一塁に置き、この日は「7番・捕手」でスタメン出場した阿部が今季1号となる右中間への2ランで先制した。

 3回には2死から片岡の中前打を足がかりに相手の失策と四球で満塁の好機を得ると、アンダーソンが押し出し四球、続く井端が左翼線2点適時二塁打を放ち、この回3点を加えた。

 4回にも長野の右越え2号ソロ。6回には大田のレフトへの二塁打から2四球で2死満塁とし、アンダーソンの中前適時打で2点を奪ってリードを8点に広げた。

 序盤から打線の援護を受けた菅野は危なげない投球を披露。5回まで阪神打線を1安打に抑え、9回を4安打無失点と最後まで安定感抜群だった。

 阪神は先発・岩田が4回1/3を7安打2本塁打の6失点と乱調。打線もいいところなく完敗し、チームは3連敗となった。

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