浦和学院 東海大相模下し決勝進出!エース江口12K完封

[ 2015年5月19日 13:03 ]

7安打12奪三振完封した浦和学院のエース江口

春季高校野球関東大会準決勝 浦和学院4─0東海大相模

(5月19日 山日YBS球場)
 浦和学院が東海大相模に完勝。今大会屈指の好カードを制し、決勝に進出した。

 今センバツ4強に導いたエース江口が抜群の制球力で東海大相模打線を7安打12奪三振完封。四死球はわずか1つだった。走者を背負いながらも要所でカットボールとチェンジアップを決め「内角への直球とカットボールがよかった。三振の数はたまたま。小笠原君からはそんなに点は取れないので、結果的にゼロで抑えられれば良いと思って投げていた」と振り返った。

 打線も江口を援護。東海大相模のドラフト候補左腕・エース小笠原を中盤から攻略。5回に相手のミスでチャンスを広げ、2番・台が右中間2点適時三塁打。逆方向への一打で先行すると、8回には先頭の津田と荒木がともに左越えソロで加点した。

 森士監督は「見応えのある良いゲームだった。中盤からワンチャンスで点を取れたのが大きかった。江口は、終盤は(今春の)甲子園を見ているようだった」とたたえた。

 一方、敗れた東海大相模の門馬敬治監督は「結果がすべて。現時点で力不足ということ。この悔しさを夏にどう生かすか」と厳しい表情を浮かべていた。

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2015年5月19日のニュース