木佐貫27日先発で復帰 栗山監督、ベテランに首位討ち託す

[ 2014年8月26日 08:05 ]

 日本ハム・木佐貫洋投手(34)が27日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で、今季2度目の先発マウンドに上がることが25日、分かった。札幌から福岡へ移動した栗山監督は具体名こそ明かさなかったが、「(26日から)1軍合流する投手をすぐに先発させる」とベテラン起用を示唆した。

 不調で2軍再調整となったメンドーサの穴を34歳が埋める。移籍2年目は左ふくらはぎ痛で2軍キャンプスタート。初実戦は2月27日と出遅れ、4月5日のロッテ戦(QVCマリン)で今季初先発予定だったが、今度はインフルエンザに感染。ようやく初登板となった7月15日の西武戦(旭川)では4回2/3、3失点で降板と、ここまで結果を残せていない。

 それでも木佐貫は「結果を残さなければ1軍に呼ばれない」と2軍で4勝3敗、防御率3・45。腐ることなく中6日の間隔で登板し、その時を待っていた。以前から指揮官は「シーズン終盤ではベテランの力が必要になる」と話す。昨季チームトップに並ぶ9勝を挙げた百戦錬磨のベテランに、首位ソフトバンク討ちを託す。

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2014年8月26日のニュース