よく怒られていた女房役が…9回ピンチでも必死リード

[ 2014年8月26日 05:30 ]

<大阪桐蔭・三重>優勝し抱き合って喜ぶ大阪桐蔭の福島(右)、横井バッテリー

第96回全国高校野球選手権決勝 大阪桐蔭4―3三重

(8月25日 甲子園)
 大阪桐蔭の横井は、福島を必死のリードで支えた。

 9回のピンチではマウンドで「打たれることを恐れるな。持っている力を出し切れ」とハッパを掛けた。「苦労したけど、最後まで強気に攻めてくれた」とエースを称えた。新チーム結成時は西谷浩一監督によく怒られ「捕手が信頼されるようにならないといけない」と諭された。優勝が決まった直後に女房役は福島と抱き合い「今までのことを思い出して」と号泣した。

 ▼大阪桐蔭・正随(無安打も)目標だった優勝ができたので、自分が打てなかったことは関係ない。

 ▼大阪桐蔭・香月(3回に同点犠飛)甘い球が来たので外野へ運ぼうと、かち上げた。チームは先制されても焦らず、守備でいいプレーもあった。

 ▼大阪桐蔭・田中(2年生左腕は決勝登板せず)個人的には悔しさもある。(三重の)今井投手くらい投げ続けられるように、背番号1をつけて戻ってきたい。

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2014年8月26日のニュース