イチロー節全開「アメージング!」 リーグ最強左腕から逆転打

[ 2014年8月26日 05:30 ]

<ヤンキース・ホワイトソックス>延長10回2死一、二塁、代打マッキャンがサヨナラ3ランを放つとバンザイするイチロー

ア・リーグ ヤンキース7―4ホワイトソックス

(8月24日 ニューヨーク)
 ヤンキース・イチローがア・リーグ最強左腕セールを攻略した。2―3の6回2死満塁、初球の内角チェンジアップを詰まりながらも右前へ逆転の2点適時打を放った。

 ここまで対左打者の被打率・135の左腕から適時打を記録した左打者は、昨年8月17日のツインズ・マウアー以来。今季の左投手との対戦打率は・375ながら、セールには・182と苦しんでいただけに「アメージング!(びっくり)。それは凄いよねー。そんなことあるんだねー、と思います」と2安打を放ち、上機嫌だった。

 1メートル98の長身でサイドから最速160キロ近い球を投げるセールは防御率リーグトップ(2・03)でサイ・ヤング賞の候補。ヤ軍は両打ちを含めて8人の右打者を並べたが、唯一の左打者が存在感を示し、チームもサヨナラ勝ちで4連勝。左打者がセールを攻略することの難しさを問われ「それは多分、アルゼンチンのサッカーファンが見ても分かるんじゃないですか」とイチロー節全開だった。

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