富山商・森田 今夏初完封は甲子園で記録「1回はしておきたかった」

[ 2014年8月11日 17:57 ]

日大鶴ケ丘戦に先発した富山商・森田

第96回全国高校野球選手権1回戦 富山商2―0日大鶴ケ丘

(8月11日 甲子園)
 富山商の左腕、森田が今夏初完封で10年ぶりの甲子園1勝をもたらした。

 140キロ近い直球とスライダーのコンビネーションで6安打8奪三振。3回と8回に2本ずつ安打を打たれたが、それ以外は球数も少なく、西東京大会で打率3割4分6厘をマークした日大鶴ケ丘打線に本来の打撃をさせなかった。

 「完封を1回はしておきたかった」という森田。富山大会では先発に救援にとフル回転だったが、納得の投球はあまりできなかった。甲子園の大舞台での快挙に「いい経験になった。次もいい投球をしたい」と全国レベルで自身のボールが通用したことに、笑顔がはじけた。

 OBの前崎監督も「10年ぶりに校歌が聞けて本当にうれしいです」と素直に喜びを口にしていた。

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2014年8月11日のニュース