龍谷大平安・原田監督「5点を返す力がうちになかった」

[ 2014年8月11日 13:06 ]

1回戦で敗退し、肩を落とす龍谷大平安ナイン

第96回全国高校野球選手権大会1回戦 龍谷大平安1―5春日部共栄

(8月11日 甲子園)
 史上8校目の春夏連覇を目指した龍谷大平安(京都)が開幕戦で散った。

 先発した2年生左腕・元氏が初回にまさかの5失点。1死しか取れずに降板した2年生は「人生で一番悔しい」と泣きじゃくった。センバツ5試合で43得点を挙げた強力打線は、春日部共栄のサイドスロー左腕・金子に散発7安打に抑えられ、7回に犠飛で1点を返すのが精一杯だった。

 原田監督は「う~ん」としばし唸り、「初回がすべて。5点を返す力がうちになかった。やはり、5点は重い。限界を超えていた」と絞り出すように話した。8回無死一、二塁で併殺打に倒れた4番の河合は「みんなに申し訳ない」と涙ながらに語った。

 昨年の浦和学院(埼玉)に続く選抜覇者の初戦敗退。春夏連覇の難しさがわかる一戦だった。

 ▼龍谷大平安・西川(7回に代打で犠飛)「1点は取れたが、できればヒットでつなぎたかった。勝利に近づける一打にできなかった」

 ▼龍谷大平安・高橋奎投手(2番手で6回2/3を無失点)「京都大会が終わってからフォームチェックをしっかりやった。いいピッチングができた」

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