曽根青龍 連覇へ逆転発進 篠原5失点も打で貢献

[ 2014年8月11日 05:30 ]

逆転勝利に貢献した、左から篠原(6年)、高石(6年)

高円宮賜杯第34回全日本学童軟式野球第2日 曽根青龍野球部(兵庫)7―5静岡ツインズスポーツ少年団(静岡)

(8月10日 神宮)
 神宮球場で2回戦2試合が行われた。昨年優勝した曽根青龍野球部(兵庫)が篠原陸投手(6年)の3打数2安打4打点の活躍などで、静岡ツインズ野球スポーツ少年団(静岡)を下し、初戦を突破した。創部15年目で初出場の足利南クラブ(栃木)は3―2で晴田少年野球クラブ(佐賀)に逆転勝ちで初勝利。11日は雨天延期となった12試合と、試合途中で特別継続試合となった2試合を合わせた2回戦14試合が行われる。

 <兵庫曽根青龍野球部>ディフェンディングチャンピオンが、逆転で初戦を突破した。2点を追う5回1死二、三塁から3番の篠原が「絶対に俺が打って点を入れようと思っていた」と同点の中前2点打。さらに4番の高石が左前適時打を放ち、勝ち越した。

 「相手は2回戦(2度目の試合)でうちは初戦。(前年優勝枠での出場で)県大会の舞台も踏ませてあげられなかったし、難しかった」と西尾大安監督(38)。3点を先行しながら、3回に5失点して一時はリードされた苦しい試合を制して安どの表情を浮かべた。先発の篠原は4回5失点だったが、打撃では初回に先制の左越え二塁打を放つなど2安打4打点と活躍した。昨年はベンチ入りしたが、決勝戦では出場がなく「目標は全国制覇。決勝に出て勝ちたい」と意気込んだ。

続きを表示

2014年8月11日のニュース