丸 炭水化物断ちで「全試合出場、打率3割、盗塁増」

[ 2014年1月20日 05:30 ]

食事制限に取り組んでいる広島・丸

 昨季の盗塁王に輝く広島・丸佳浩外野手(24)が19日、オフ限定の食事制限に取り組んでいることを明かした。大好きな白米の量を減らし、夕食では炭水化物を完全に断つ、自己鍛錬。体重90キロを維持しながら肉体改造を図るためで、最強ボディーを手に入れたあかつきには、不動のレギュラーとしてチームを引っ張る意気込みだ。

 顔つきも、意識も明らかに変わってきた。6年目の昨季、盗塁王とゴールデングラブ賞に輝いた丸。昨年末の役員改選で選手会副会長となり、合同自主トレが始まった15日には「優勝を目指して頑張りましょう」と声を張り上げた。ナインを鼓舞するだけじゃない。

 間近に迫る春季キャンプ、レギュラー定着を誓うシーズン開幕に備え、自身にも厳しい食事制限を課していた。運動量が減るオフ限定の独自プラン。その内容はこうだ。

 「お米を食べても朝、昼ぐらい。グッとこらえて量を減らし、晩ご飯には炭水化物を取らないようにしてしています」。食事量を10とすれば「おかずは2ぐらい、アトの8割が白いご飯」というほどのお米大好き人間。「そのまま食べると体重が増え、ケガにもつながりやすい」ため、あえて白米を含む炭水化物の摂取制限に踏み切ったという。

 目下の体重90キロは昨春やシーズン中と変わらない。2年前は86~87キロでキャンプに入り、シーズン終了時には83キロまで落ちた。そこからオフの筋力トレーニングで7キロ増量に成功。昨春は「前年から体形がガラッと変わると違和感があった」ものの、今春は違う。「動き出しに関しては去年のイメージのままできる。順調ですよ」

 そう言い切れるのも、「動きやすい」理想の数字をキープするからこそだ。いきおい、違和感なく「同じ90キロで中身を強くしたい」と肉体強化に専念する。視線は「全試合に出場し、打率3割、盗塁数も昨季(29個)以上」の目標を掲げるシーズン開幕をにらむ。

 「僕自身(立場が)どうなるか分からない。フタを開けてみたら成績が上がり、(チームを)引っ張った…と言われるぐらいやれればいい。キャンプ、オープン戦から目立っていきたい」

 野村監督は常々「安定した成績を2、3年残してこそレギュラー」と公言する。食事制限までして取り組む肉体改造。違和感があった昨季でさえタイトルを獲った男が最強ボディーを手に入れたら、いったいどうなるのか。楽しみだ。

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