松井裕 超一流の「足跡」に高評価、マー君と同じぶれない軸足

[ 2014年1月20日 07:58 ]

ブルペンで投球する楽天・松井裕。左足の使い方を絶賛された

 足跡も超一流だ!楽天ドラフト1位の松井裕樹投手(18=桐光学園)が19日、コボスタ宮城で行われている新人合同自主トレで2日連続でブルペンに入り、25球を投じた。前日に続いて見守った酒井勉2軍チーフ投手コーチ(50)は怪物左腕がマウンドの土に残した「足跡」に注目。投球時に左足が残した線が、プレートから本塁方向に直線に近い形で伸びていることを高く評価した。

 マウンドで「現場検証」が始まったのは松井裕がブルペン投球を終えた直後だった。酒井コーチが携帯電話で多方面から左腕の足跡を撮影。画像を確認して何度もうなずいた。その後に報道陣に対応。狙いを明かした。

 「これまで(指導者として)400人ぐらいの足跡を撮影した。投げ方は足跡に出るし、データとして残している。松井の足跡は素晴らしい。同じような足跡は3人ぐらいしか見たことがない」

 オリックス時代も含めて昨年までで通算指導歴8年の酒井コーチが絶賛したポイントは、左足が残した線。松井裕が右足を踏み出してから球をリリースするまでに描いたものだ。プレートから本塁方向に直線に近い形で伸びており、酒井コーチは「後ろの足(左足)の使い方がうまくなかったり、フォームが不安定だと線が外側に曲がってしまう」という。さらに、この線の長さが「球持ち」の長さに比例しているという。長ければ、それだけ打者に近い位置でリリースしていることとなり「かなり長く使えているし、リリースポイントの瞬間に力が入っていることも分かる」と賛辞を惜しまなかった。

 足跡をデータとして残すことによって調子を落とした際に、その時のものと比較することで原因を究明できる。現状では右足の踏み出す場所が一定していないが、同コーチは「これから下半身が安定してくるので」と特に問題視しなかった。

 新ポスティング・システムで大リーグ移籍を目指す田中も右足軸の足跡がぶれないことで有名だが、松井裕もその域に達したことになる。足跡でも超一流であることを証明した松井裕は「あまり(足跡を)意識したことはないです…」とはにかんだ。31球を投じた前日に続いて2日連続のブルペン入りとなったが、捕手を務めたドラフト2位の内田(常総学院)のミットに向かって伸びのある直球を連発した。

 野球漬けの日々が続くが寮ではストレッチや足にマッサージクリームを塗るなどして疲労回復に努めている。2月1日のキャンプインに向け準備を進める。

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