楽天 ターニングポイントに 立花社長「勝って説明責任果たすしかない」

[ 2013年12月26日 06:55 ]

田中(左)と三木谷オーナー

楽天・田中メジャー移籍容認

 立花球団社長の声は終始、震えていた。楽天にとっては球団初の日本一に導いたエースの放出。苦渋の判断は前夜、三木谷浩史オーナーの電話での鶴の一声で決まった。

 決断のタイミングもここしかなかった。仮に申請が越年となれば、田中の移籍先決定は2月にずれ込むことが予想される。ビザ(査証)の取得には通常2週間かかり、2月上旬のキャンプのバッテリー組集合日にも間に合わない可能性が出てくる。

 立花社長は「勝って利害関係者に説明責任を果たすしかない」と言った。今回の決断は勝てば称えられ、負ければ批判の対象になる。長期的に見ても、球団史のターニングポイントになり得る決断でもあった。

 「田中には日本の誇りを持って、東北の誇りを持って、メジャーで大暴れしてほしい」

 声の震えは、決断の重みと、今後の球団運営への責任の重みが加わってのことだった。

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