楽天 上限2000万ドルで即日申請 26日夜にも交渉解禁

[ 2013年12月26日 05:30 ]

球団からメジャー移籍を容認され、笑顔で引き揚げる田中

楽天・田中メジャー移籍容認

 楽天は、田中が新ポスティング・システムで大リーグへ移籍するための申請を即日行った。NPBは大リーグ機構(MLB)に楽天が上限2000万ドルで設定した譲渡金を通知した。NPBから連絡を受けたMLBは全30球団に通知し、通知翌日から30日間、希望額を支払う意思のある全球団が交渉できる。

 田中は「(交渉できる)球団が多ければ多いほど選択肢はある。興味を持ってくれる球団が多ければ多いほどうれしい」と話す中、20球団近くが獲得に乗り出すとみられ、早ければ米東部時間26日午前8時(日本時間26日午後10時)から交渉解禁となる。

 交渉期間中は契約が成立するか、契約がまとまらずに期限となるまで、田中側にMLB、NPB、楽天への交渉過程の報告義務はない。フリーエージェント選手とほぼ同じ立場で代理人と移籍先を選択する。

 合意すれば楽天は譲渡金の最初の分割払いを受領後、5営業日以内に保留権を手放さなければならない。譲渡金が1000万ドルを超える場合は18カ月以内に4回分割で支払われる。

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2013年12月26日のニュース