10万人に1人の難病…ルー・ゲーリッグ病の異名も

[ 2013年8月27日 06:00 ]

土橋正幸氏死去

 ▽筋萎縮性側索硬化症(ALS) 手足や、喉など呼吸に必要な筋肉が痩せて力が衰えていく病気。脊髄や脳幹、大脳皮質の運動ニューロン(筋肉を思い通りに動かすための神経)のみが選択的に障害される。人口10万人あたりに1人がかかるといわれ、極めて進行が早く、発症から3年ほどで呼吸筋麻痺(まひ)により死亡する例もある。大リーグで2130試合連続出場の大リーグ記録を残し「アイアン・ホース(鉄人)」と言われたヤンキースのルー・ゲーリッグも患った一人。病気の影響で記録が止まり引退したことから、後にルー・ゲーリッグ病とも言われる。テレビ番組「クイズダービー」で人気を集めた篠沢秀夫学習院大名誉教授も発症している。

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2013年8月27日のニュース