和田が先制打&中押し打「主導権握れた」広島の連勝止める

[ 2012年7月18日 21:36 ]

1回中日無死一、二塁、和田が右前に先制打を放つ

セ・リーグ 中日9-2広島

(7月18日 マツダ)
 中日は18日、広島と対戦。初回から大量4点を挙げ5連勝中と勢いに乗る広島を下し、42勝31敗の貯金11で前半戦を終えた。

 中日は広島の先発・今井の制球難に付け込んで走者をため、和田、谷繁、森野の適時打などで初回に4点を先制した。その裏に岩本の適時二塁打で1点を返されるも、3回には押し出し、4回には再び和田の適時打で1点ずつ追加。9回にも堂上直の走者一掃適時二塁打でダメ押しするなど、流れを渡さなかった。

 先制打に中押し打と2本の適時打を放った和田は「広島すごく乗っているので、先制点大事だと思って。1打席目からチャンスで回ってきたので強い気持ちでのぞみました」と振り返り「1打席目がすべてかなと。ピッチャーの立ち上がりをたたいて主導権を握れたんじゃないかなと思います」と胸を張った。首位巨人との4・5ゲーム差にも、和田は「全然、いける。後半が勝負」と語った。

 投げては先発の山内が5回2失点とまずまずの投球で、6回から救援した山井は3回無安打無失点。9回は7点差と大量リードになったこともあり前日大逆転を許した岩瀬ではなく朝倉が登板。危なげなく無失点で締めた。

 高木監督も「4点で終わらずに、点を取ったから良かった」と攻め手を緩めなかった打線を褒め、前夜とは打って変わり「後半戦でいいスタートを切りたい。それに尽きる」と笑顔で引き揚げていった。

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2012年7月18日のニュース