1点ビハインドでも球児 和田監督「攻撃につなげたかった」

[ 2012年7月18日 09:29 ]

<神・巨>9回、1点ビハインドの場面で登板した阪神・藤川

セ・リーグ 阪神3-4巨人

(7月17日 甲子園)
 守護神のスタイルは変わらない。目の前の打者を封じ込むだけ。阪神・藤川は逆転を信じ、9回のマウンドに上がった。

 和田監督は「なんとかチーム全体でひっくり返そうという思いだった。あそこでしのいで、なんとか攻撃につなげたかったけどつながらなかった」と説明した。

 1点差。今季2度目のビハインド場面での登板。前回5月20日の楽天戦(甲子園)は6点を追った9回。登板間隔が8日も空いていたからだが、この日は勝利を呼び込むためだった。

 先頭・エドガーに右前打を許すも、松本の三塁側への送りバントを見事なフィールディングで二塁封殺。続く寺内には犠打を決められ2死二塁とされたが、矢野をフォークで空振り三振に仕留め無失点に抑えた。

 リリーフ陣の奮闘もむなしくあと一歩及ばなかったが、「指示通りです。球数も少なかったしまた明日頑張ります」と守護神は前だけを向いた。

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2012年7月18日のニュース