残留か降格か戦力外か 松井、18日が“運命の1日”

[ 2012年7月18日 06:00 ]

<レイズ・インディアンス>インディアンス戦の9回、代打で見逃し三振に倒れたレイズ・松井

ア・リーグ レイズ2-3インディアンス

(7月16日 セントピーターズバーグ)
 レイズ・松井が運命の1日を迎える。18日(日本時間19日)に故障者リストから復帰予定だった正右翼手ジョイスが、1日前倒しで17日(同18日)に復帰する可能性が浮上。メジャー25人枠を空けるため、松井か内野手のコンラッドが、マイナー降格か戦力外通告を受ける可能性が高まった。

 インディアンス戦後の監督室。ジョー・マドン監督とアンドリュー・フリードマン編成本部長の話し合いは15分以上に及んだ。その後の会見で、マドン監督はジョイスの17日の合流を示唆。その上で「(代わりは)まだ決めていない」としたが、会談で候補が絞り込まれたことは確実だ。傘下1Aでこの日までの2試合に出場したジョイスは、試合後に本拠地へ移動。17日の試合前にトレーナーらのチェックでOKが出れば、即復帰となる。延期となった場合でも翌18日には出場の見込み。いずれにしても、松井に残された時間はない。

 結果的に「最後の審判」となった試合で、1点を追う8回2死一、三塁の絶好機ではコンラッドが代打に送られた。三振に倒れたものの、最大のヤマ場で首脳陣の行った人選の意味は重い。松井は9回2死走者なしで代打に立つも見逃し三振に倒れた。「(代打は)期待されて出されているから、何とかしたいと思う。(周囲の状況は)全然気にしていない」。打率・165。低迷する松井に、どんな運命が待ち受けるのか。

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2012年7月18日のニュース