虎党バ声「おまえがオーナーをやっている限り勝てん!」

[ 2012年7月18日 06:00 ]

<神・巨>9回2死、代打・桧山(手前左)が二ゴロに倒れがっくりの阪神ナイン

セ・リーグ 阪神3-4巨人

(7月17日 甲子園)
 虎党の怒りも我慢の限界を超えた。屈辱の巨人戦6連敗で、借金はついに10。首位・巨人とのゲーム差は15まで広がった。敗戦を見届け、阪神・坂井信也オーナーが関係者口から球場外へ出た時だった。突然、伸びた手が左肩に触れた。

 「いつ勝つの?坂井さん」。厳しい言葉を吐いたのは中年男性のファン。オーナーはうつむいたまま、足早に車に向かうと、さらに「おまえがオーナーをやっている限り勝てん!」とバ声が飛んだ。

 1点差の惜敗。しかし、ファンが求めているのは勝利だけだ。和田監督も「ファンの皆さんには勝ち試合をお見せしたいのに…。クリーンアップが奮起しないと」ともどかしそうに言った。新井良、伊藤隼ら若手は奮起したが、鳥谷、新井、金本の中軸が計11打数無安打では打線はつながらない。前半戦は残り1試合。指揮官は「あしたは絶対に取って終われるように」と、自らを奮い立たせるように結んだ。

 ▼阪神・伊藤隼(4月1日以来の先発で5回に中前にプロ初安打)良太さんがホームランを打ってイケイケだったので、積極的にいこうと思いました。

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2012年7月18日のニュース