東芝、今大会最多14安打発進 4番・服部3安打

[ 2012年7月18日 06:00 ]

<東邦・東芝>3回2死満塁、走者一掃となる適時2塁打を放ちガッツポーズする東芝・井川

第83回都市対抗野球2回戦 東芝7-2東邦ガス

(7月17日 東京D)
 東芝打線が爆発した。14安打7得点。今大会ここまでの最多安打を記録し、印出(いんで)順彦監督は「クリーンアップが仕事をすると、こういうゲームになる」と満足そうだった。

 4番の服部は3安打2打点。3回1死三塁の場面では「コースに逆らわずに打てた」と中前にはじき返し、4得点の口火を切る先制打を放った。今大会予選では3試合で15打数3安打、打率・200と苦しんだ。「あれ以上悪くなることはない」と開き直り、本来の打撃を取り戻した。8回、ダメ押しのソロをバックスクリーン横に叩き込んだ大河原は「みんな中途半端なスイングはしていない。しっかり振れている」と手応えを口にする。指揮官は「全員一丸となって東京ドームで暴れたいとやってきた」という。その目は2年ぶり8度目の優勝をしっかりと見据えていた。

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2012年7月18日のニュース