阪神 続投が裏目…2桁借金ターンに

[ 2012年7月18日 22:59 ]

セ・リーグ 阪神2-2巨人

(7月18日 甲子園)
 甲子園では13年ぶりとなる巨人3連戦3連敗の屈辱こそ免れたが、勝ち切れなかった。和田監督は「もう1回というところを踏ん張れなかったな」と裏目に出た投手起用に顔をしかめた。

 指揮官が指摘したのは七回。直前の攻撃で6回まで111球だったメッセンジャーに代打を送らず、この回を続投させた。リードは1点。2死一塁から寺内に四球を与え、そこまで2安打の坂本を迎えてもベンチは動かなかった。

 「球はいっていたし、ばてている感じはなかった。後ろも連投だったので…」と監督。主に8回を任せていた榎田を故障で欠く中、3連投になる救援の筒井をてんびんにかけての判断だったのか。結局、坂本には適時打を浴びて同点となった。

 前半戦最後の本拠地での8試合を負け越し、2桁借金で後半戦を迎える。「まだ何も終わっていない。反撃に出られるようにしていきたい」との言葉がむなしく響いた。

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2012年7月18日のニュース