球児 最短復帰に悲観的「思ったより症状重かった」

[ 2012年6月20日 06:45 ]

藤川2軍落ち

 阪神・藤川球児投手(31)が19日、大阪府内の病院でMRI(磁気共鳴画像装置)などの精密検査を受け「右大腿骨骨挫傷」と診断された。20日に出場選手登録を抹消され、2軍で調整する。全治は公表されていないが、最短の10日間での復帰は厳しい状況だ。

  【球児と一問一答】
 ――右大腿骨骨挫傷と診断された。

 「軸足なんで。(動きが連動する)肩、肘にも関わるとドクターに言われた。悔いは残るけど…。チームが仕切り直し、というところで迷惑を掛けてしまう」

 ――17日のロッテ戦は無理して登板したのか。

 「チームとしても(勝率)5割に戻したかったけど、思ったよりも(症状が)重かった。(離脱後の再調整は)監督、トレーナーと相談して…」

 ――最短10日間での復帰は厳しい。

 「急ぐことも大事だけど、(抑え投手は)勝ち負けを左右するところがあるので、しっかりとした答えが出てからになると思う。動きにも制限があるので仕方ない。チームから抜けるのは申し訳ない。チームメートにも、応援してくださる方にも申し訳なく思う。できるだけ早く戻ってきたい」

続きを表示

2012年6月20日のニュース