球児「右大腿骨骨挫傷」で2軍落ち 14日練習中に発症

[ 2012年6月20日 06:00 ]

 阪神・藤川球児投手(31)が19日、大阪府内の病院でMRI(磁気共鳴画像装置)などの精密検査を受け「右大腿骨骨挫傷」と診断された。20日に出場選手登録を抹消され、2軍で調整する。全治は公表されていないが、最短の10日間での復帰は厳しい状況だ。

 藤川はこの日の甲子園室内での練習を欠席。検査後、報道陣に対応し「思ったより重い症状。(当初は)無理してできる範囲かなと思っていたけど…。前回、ロッテ戦で投げてうまくいかなかった。うまくいっていたら(症状と)付き合っていこうかな、と思っていた」と話した。

 故障したのは14日の西武戦(西武ドーム)。ブルペンでの投球練習中に「1球でやってしまった」と違和感を感じ、予定していた登板を回避した。それでも17日のロッテ戦(QVCマリン)に登板。「(交流戦が)あと1試合。何とかと思っていた」と痛みを押してのマウンドだったが、9回に里崎に同点打を浴びた。「痛みどうこうより、動きに制限がある。投球だけじゃなく、けん制(球を投げること)もできなかった」という。

 故障で登録を抹消されるのは09年5月以来。過去2度の抹消の際はいずれも最短の10日間で1軍に復帰しているが、「(今回は)可能じゃない、と思う。もちろん、いきたいというのはあるけど…。(抑え投手は)勝ち負けを左右するところ。できるだけ早く戻ってきたい」。DeNA・筒香は春季キャンプ中の2月17日に左足首骨挫傷と診断され、1軍復帰は5月3日のヤクルト戦(横浜)と約2カ月半もかかった。同様に藤川も長期離脱の可能性もある。22日から再開するレギュラーシーズンで、チームは守護神不在という厳しい戦いを強いられる。

 ▼阪神常川達三チーフトレーナー 膝の外側の痛み。あすからファームで調整します。ランニングの動きは制限されていません。捻りの動きが制限されています。

 ▽藤川の出場選手登録抹消 1軍に定着した05年以降では、06年8月12日(右肩痛)、09年5月3日(右肘痛)の2度。いずれも最短の10日間で1軍に復帰している。

 ▽骨挫傷 ぶつけるなど外から受けた衝撃により、骨の中にまで炎症が波及してしまった状態。エックス線検査では判明しづらく、MRI(磁気共鳴画像装置)検査などで確認されることが多い。今春のキャンプではDeNAの筒香が左足首の内側に死球を受け、左足首の骨挫傷で全治3週間と診断されている。

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