イチロー 不調で強制休養「必要とされてなんぼ」

[ 2012年6月20日 06:00 ]

<ダイヤモンドバックス・マリナーズ>ダイヤモンドバックス戦を、ベンチから見守るマリナーズのイチロー。左は川崎

インターリーグ マリナーズ1-7ダイヤモンドバックス

(6月18日 フェニックス)
 メジャー通算2500安打に王手をかけているマリナーズのイチロー外野手(38)が18日(日本時間19日)のダイヤモンドバックス戦で先発を外れ、今季2度目の欠場となった。打率・255は6月以降では自身2番目の低打率。3番から本来の1番に戻っても打撃不振から抜け出せずに、エリク・ウェッジ監督 (44)から「強制休養」を告げられた。悔しさを胸に試合中にケージで打 ち込んだイチロー。38歳が試練のときを迎えた。

 今季2度目の休養は前日の試合後に通達されていた。地区最下位に沈むチームはこの日も1―7で敗れ、借金11。重苦しい雰囲気に包まれたクラブハウスでイチローが口を開く。「こういう(不振の)状態で休みをもらうことと、ずっと結果を出していてもらうのとは意味が違うのでね。悔しいですよ、本当に悔しい」と胸中を明かした。

 胃潰瘍で開幕から16試合を欠場した09年を除けば、04年以降はシーズン2試合以上欠場したことがなかった。しかも、通算2500安打にあと1本という状況での足踏み。「複雑と言うより、悔しい気持ちしかない。(試合に)出てなんぼと言うより、必要とされてなんぼと言う方が正しいかもしれない」という言葉には実感がこもった。

 ウェッジ監督は今回は1試合のみの休養を明言した上で「彼に時々、休みを与えることは良いことだと思っている」と話した。実際、昨年も6月10日にシーズン唯一の休養を与えられ、休み明けから6試合連続マルチ安打を含む11試合連続安打と復調した。これまでも幾度となく、逆境を乗り越えてきたイチロー。この悔しさを胸に刻み、19日(日本時間20日)の同カードには1番・右翼でスタメンに名を連ねる。

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