楽天 2ケタ得点で2連勝 ルーキー釜田は初陣で3回3失点

[ 2012年5月20日 18:05 ]

交流戦 楽天10―6阪神

(5月20日 甲子園)
 楽天は打線が16安打10点と爆発。4時間に及ぶ試合を制して阪神に連勝し、今季最多の貯金3とした。

 楽天はドラフト2位ルーキーの釜田がプロ先発。150キロ前後の直球中心の投球で、3回5安打3失点(自責点1)、2三振2四球で勝敗はつかなった。1―0の初回に味方のまずい守備と安打で1死満塁のピンチを招くと、新井貴に投げたスライダーが大きく外れて暴投。同点に追いつかれると、ブラゼルには左前適時打を許してさらに2失点。2回は三者凡退に抑え、3回には1死二、三塁のピンチも後続を断ち、この回で降板した。

 打線は3―3の4回1死一、三塁で、代打・小斉の中犠飛で勝ち越すと、5~7回まで毎回得点。4打数4安打4打点の銀次は、7回2死満塁で走者一掃の3点適時三塁打を放ち「投手に辛い思いをさせていたので、ここは打って楽にしてあげたいとずっと思っていた」と語った。美馬が2勝目。

 阪神は2点ビハインドの5回2死一、二塁、代打・関本が楽天3番手の美馬の直球を捉え、右前に適時打を放ち1点差としたが、3番手の筒井が打ちこまれた。9回2死からブラゼルが5号2ランも、続く代打・林は凡退。4連敗で、10失点と借金2は今季最多。

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2012年5月20日のニュース