指揮官「簡単ではない」 ダル どんな相手でも変わらぬ安定感

[ 2012年5月1日 16:02 ]

4勝目を挙げ、ファンの声援に応えるレンジャーズのダルビッシュ

ア・リーグ レンジャーズ4―1ブルージェイズ

(4月30日 トロント)
 レンジャーズのダルビッシュは4月30日、トロントで行われたブルージェイズ戦に先発して7回を4安打1点に抑える好投を見せ、ア・ナ両リーグのトップに並ぶ4勝目をマークした。

 これまで5回の登板で黒星はなく、防御率は2・18。デビュー当初はストライクを奪うのに窮する場面もあったが、登板ごとに安定感は増している。

 滑りやすい大リーグ公式球の感覚をつかみつつある上に、3度目の登板となった19日のタイガース戦の途中からはセットポジションに変え、制球が乱れることは少なくなった。捕手ナポリは「全ての球種が、同じ腕の振りで来るんだ」と語る。ワシントン監督も「(前回の)ヤンキースとは異なる打線に対しても再び好投した。これは簡単ではない」と称賛していた。

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2012年5月1日のニュース