鳥谷“暴走”がアダに…久慈三塁コーチ悔やむ本塁憤死

[ 2012年5月1日 06:00 ]

<巨・神>7回無死一塁、新井貴の二塁打で一走・鳥谷は本塁をつくが、阿部の好ブロックでアウトとなる

セ・リーグ 阪神0-0巨人

(4月30日 東京D)
 7回無死一塁。阪神・新井の打球が右中間を破ると、一塁走者の鳥谷は果敢に本塁を狙った。だが、結果はアウト。止まっていれば無死二、三塁の好機をつぶしたことが最後まで響いた。打線は6回まで1安打。28日の7回を最後に得点から遠ざかっていた。「点が取れないことで全体が焦っている。それが出てしまった」と和田監督。

 3試合連続マルチ安打中と好調の金本が5番に控えていながら、三塁の久慈コーチは鳥谷を本塁突入させた。積極性が裏目に出て、同コーチは「自分が冷静になっていれば…」と自らを責めた。今季初めて白星のないまま同一カードの3連戦を終えた。

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2012年5月1日のニュース