「もし有がここにいたら…」 未練タラタラのBジェイズ地元

[ 2012年5月1日 11:01 ]

ブルージェイズ戦の4回、エンカーナシオン(手前)に、メジャー初の本塁打を浴び、打球方向を向くレンジャーズのダルビッシュ

ア・リーグ レンジャーズ4―1ブルージェイズ

(4月30日 トロント)
 レンジャーズのダルビッシュが5試合目で初めて本塁打を浴びた。4回2死から5番エンカーナシオンと対峙。真ん中付近に甘く入ったスライダーを捉えられ、4試合連続の本塁打を左翼に運ばれた。

 これが4月19日のタイガース戦以来の失点。ただ6回までの投球ミスと言えばこの1球だけ。序盤から、完封目前の快投を見せた同24日のヤンキース戦のように落ち着いた投球でストライクを先行させ、緩急を使って三振の山を築いた。

 昨オフに右腕獲得に動いていた相手に対し、7回を投げて4安打1失点、9三振を奪う力強い投球を見せた。「もし有(ダルビッシュ)がここにいたら…」。こんな見出しも地元紙の電子版にはあった。

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