日本ハム 交渉は1カ月先?東海大が菅野との接触自粛を要請

[ 2011年10月29日 08:57 ]

指名あいさつを終え、東海大野球部の寮を後にする日本ハムの今成スカウト(左)と岩井スカウト。玄関には巨人・原監督のユニホームと「奪回」のサインが飾られていた

 27日のドラフト会議で巨人との競合の末、東海大・菅野智之投手(22)の交渉権を獲得した日本ハムは28日、大渕隆スカウトディレクター(41)ら3人が神奈川県平塚市内の同大合宿所で初の指名あいさつを行った。菅野は授業のため不在だったが、日本ハムは東海大・横井人輝監督(49)に事前通知なしで指名したことを謝罪した。

 大学側は野球部の今季日程終了後に交渉開始することを約束した。菅野は大学日本一を目指し、明治神宮大会(11月23日開幕、神宮)の出場権を懸けた関東地区選手権(31日開幕、横浜)に向けて調整中。野球に集中させるため、公式戦の視察も含め、本人との接触自粛を要請した。今後の交渉は、全日程終了を待ってから開始される。

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