ＪＲ東日本東北　延長戦制し８強入り！

都市対抗野球大会第８日 ＪＲ東日本東北６―３西濃運輸

（10月29日 京セラＤ）
　ＪＲ東日本東北は２度先行されながら追い付き、延長１０回に勝ち越し、目標だった８強入りを達成。藤井監督は「まさしく選手の執念が出た試合」と大きくうなずいた。

　１回戦で完全試合を達成し、日本ハムの５位指名も勝ち取った森内は「プレッシャーがあった」と２点目を失った６回に降板。だが、藤井は「森内さんを助けたかった」と延長１０回に２点を加える三塁打。ベンチで声をからしていたエースの肩の荷を下ろした。

　次の目標はチーム初の４強。総力戦を予想する長谷部主将は「どんな勝ち方でもいい。一つでも多く勝つ。被災地にいいニュースを届ける」と意気込んだ。