レ軍痛恨…ワシントン監督「世界一簡単じゃない」

[ 2011年10月29日 06:00 ]

ワールドシリーズ第6戦 レンジャーズ9―10カージナルス

(10月27日 セントルイス)
 初の世界一まであと1球、が2度。逃げ切りに失敗したレンジャーズのロン・ワシントン監督は「最後のアウトを取るまで試合は終わらない。世界一になるということは簡単ではないとあらためて思い知らされた」と唇をかんだ。

 2点リードの9回は守護神フェリスの乱調で同点とされた。10回は左脚付け根の痛みを押して出場し続けるハミルトンが勝ち越し2ラン。今度こそ試合を決めたかに思われたが、直後に5たび追いつかれると11回に力尽きた。試合終盤、クラブハウス内はシャンパンファイト用の透明ビニールシートが張られ、報道陣には優勝時の取材手引が配布されたが、全てがお預けになった。それどころか1ポストシーズン最多タイの8号を放ったクルーズが、右脚付け根を痛めて第7戦の出場は微妙となり、正捕手ナポリも左足首を捻挫した。状況は厳しいがハミルトンは「これが野球。切り替えていくしかない」と前を向いた

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2011年10月29日のニュース