確約できるなら…渡辺会長「球団名モバゲー」特例言及

[ 2011年10月29日 06:00 ]

 巨人・渡辺恒雄球団会長(85)は28日、携帯電話向けゲームサイト「Mobage(モバゲー)」を運営するディー・エヌ・エー(DeNA)が目指している横浜買収問題について「(球団名が)DeNAっていう名前なら文句ない。子会社の名前を使うのは無理」との見解を示した。

 さらに「モバゲーに親会社の名前を変えるなら別。名称変更は手続き上も相当時間がかかる。(名称変更を)確約する、一札入れるとか、何か救済策がないかな」と特例措置にも言及した。

 巨人の桃井恒和オーナー(64)も都内の球団事務所で、「モバゲー」という球団名には「一種の商品名だと思うが、チーム名で使うのは引っ掛かる」と指摘。横浜を保有するTBSホールディングス(HD)とDeNAで調整が行われているとの認識を示し「クリアされてくる」との見通しを示した。

 また、野球協約ではオーナー会議で4分の3以上の同意があれば球団譲渡を承認できるが、オーナー会議の議長を務める楽天が全会一致を求めていることに「一番おかしいと思ったのは全会一致。議長球団が前段階でああいうことを言うのはルール違反。非常に腹が立っている」と楽天の動きに不快感を示した。

続きを表示

2011年10月29日のニュース