ロースコア勝負覚悟 中島「日本で一番いい投手」

[ 2011年10月29日 06:00 ]

決戦を翌日に控え、黙々とティー打撃を行う中村

 西武はロースコア勝負で初戦を獲る。渡辺監督は「マークする相手は誰もが分かっていますけど、あしたの投手。そこを崩せれば流れは来ると思う」と、ダルビッシュ攻略をポイントに挙げた。

 今季は2試合で1勝1敗。4月の開幕戦(札幌ドーム)では7得点を奪って攻略したが、今月11日の対戦(同)ではわずか3安打。15三振で零敗を喫した。梨田監督が「中島、おかわりくんを警戒したい」と言ったように、いかに走者を置いた場面でクリーンアップに回せるかが鍵になる。

 今季はダルビッシュに8打数無安打に抑えられている中村は「対策は特にない。大量点はまずないので、何とか取れる時に1点でも2点でも取りたい」。中島も「日本で一番いい投手ですけど、打たないことには勝てない」と意気込んだ。

 1番に座る栗山は「僕ら脇を固める選手がダルビッシュがイライラする展開にできれば」と、お膳立てを誓った。シーズン最終戦でつかんだCS出場権。3位からの下克上へ、まずは難敵を突破する。

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2011年10月29日のニュース