和田新監督「娘に罵声聞かせないようにしたい」

[ 2011年10月29日 06:00 ]

就任会見で意気込みを語る阪神・和田新監督

 阪神の和田新監督が大阪市内のホテルで就任会見に臨んだ。3年契約だが「3年目に優勝ではなく、来年に勝負を懸けるくらいのつもりでやっていきたい」と意気込みを語った。

 野村克也氏、星野仙一氏、岡田彰布氏、真弓明信氏と4人の監督の下で計11年間コーチを務めた経験から「私の野球をごり押しするのではなく、いいとこ取りではないが、柔軟な姿勢を持ちたい」。次女・彩美さん(20)が今季の甲子園球場で売り子のアルバイトをしていたことも披露し、「お父さんへの罵声が聞こえてきたらかわいそうだし、そうならないようにしたい」と父親の顔ものぞかせた。

 ▼阪神・南信男球団社長 チームの実情を知っている人材。タイガースに対するチーム愛もある。理論派と言われているが、熱いものを持っている。性格的にも心が強い。

 ▼阪神・坂井信也オーナー 阪神一筋27年で、隅から隅まで把握し、阪神にかける思いもひとしおのものがある。素晴らしい選手に新しい力を加えて、1年目から優勝していただきたいと期待している。

続きを表示

2011年10月29日のニュース