住友金属鹿島 コーチ兼任のベテラン川畑が併殺斬り 

[ 2011年10月29日 06:00 ]

<ホンダ熊本・住友金属鹿島>9回1死満塁、救援登板の川畑が併殺に仕留め試合終了

都市対抗野球第7日 住友金属鹿島2―1ホンダ熊本

(10月28日 京セラD)
 住友金属鹿島は最大の難局でコーチ兼任の10年目右腕が奮い立った。1点差に迫られ、なお続いた9回1死満塁のピンチ。ここでマウンドに上がった3番手・川畑が、外角低めのスライダーで浜岡を三ゴロ併殺に仕留めた。

 「もう10年目なんで、ああいう場面は慣れています。開き直っていきました」。昨年6月の都市対抗・2次予選で右肘じん帯を断裂。本戦ではブルペン捕手での登録だった。住友金属工業と新日本製鉄は来年10月の合併を目指しており、合併後の新会社の社名は「新日鉄住金」となる見込み。川畑は「今のチーム名は来年まで。この名前のうちに…」と頂点を見据えた。

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2011年10月29日のニュース