東野 来季の目標は真のエースへ「15勝」

[ 2010年11月29日 06:00 ]

 巨人・東野が来季の目標に「15勝」を掲げた。

 この日はアスリートの原点を紹介する日本テレビ系のドキュメンタリー番組「美しき躍動」の収録に臨み、04年ドラフト7巡目から先発陣の柱へ成り上がった野球人生を熱弁。「メッチャ緊張しました。来年は、今年達成できなかった15勝をしたい」と名実ともに真のエースになることを誓った。

 プロ6年目の今季はチームトップで自己最多の13勝をマーク。球界で同番組に出演したのはこれまで横浜・三浦だけで、番組関係者が「これから巨人の将来を背負っていく投手なので出演のオファーを出した」と強調したように、来季に向けて周囲の期待は大きい。

 来年1月のグアム自主トレに2年目の小野が同行することも決まり、「聞かれたら教えます」と語る横顔にも風格が出てきた。「(今オフは)チェンジアップの習得がテーマ。阪神、中日の打線は強い。今年以上にマークしないといけない」。球団では上原が02年に達成して以来15勝を挙げた日本人投手は出ていない。ダルビッシュ、涌井と同い年の右腕が、来季は有言実行で大輪の花を咲かせる。

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2010年11月29日のニュース