楽天　松井稼　背番号はあの時と同じ「32」

楽天の本拠地、クリネックススタジアム宮城でポーズをとる、元米大リーグ、アストロズの松井稼頭央内野手

　楽天への入団が決まり８季ぶりに日本球界に復帰する元米大リーグ、アストロズの松井稼頭央内野手（３５）が２９日、仙台市内の球団事務所で記者会見し「期待に応えられるよう、１試合でも多くグラウンドに立ちたい」と意気込みを語った。契約は２年総額３億円プラス出来高払い。背番号は西武の新人時代と同じ「３２」に決まった。

　松井稼は「ことしは途中からマイナーにいたが、調査していただいてうれしかった。また、星野監督に『新しい歴史を一緒につくっていこう』という言葉をいただき、監督を胴上げしたいという気持ちになった」と楽天入りの理由を説明した。
　２００３年まで西武で活躍した松井稼は０４年から大リーグ、メッツに移籍。０７年にはロッキーズでワールドシリーズに出場した。ことし５月にアストロズを解雇され、その後はマイナーに所属した。日米通算１７８９試合で２０４８安打。（金額は推定）