粘ったヤクルト 林昌勇「一番いい時にメジャーへ」の思いもあった

[ 2010年11月29日 07:23 ]

 ヤクルトは28日、去就が注目されていた守護神・林昌勇(イム・チャンヨン)投手(34)の来季残留を発表した。

 奥村海外担当は「本人は一番いい時にメジャーへ行った方がいいと考えていたところがあった」と明かした。林昌勇は3年契約を満了する今季、自己最多の35セーブをマーク。シーズン途中に「来季の第1希望は残留」と表明したことから、球団側は3年総額9億円超の提示で合意を目指した。しかし、林昌勇側が10月末に「NO」の返答。長期化する中で一度は決裂状態に陥ったが、球団側の粘り腰が奏功し、3年総額14億2000万円の大型契約を結んだ。

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2010年11月29日のニュース