聖光・根本が好返球 広陵の先制点を阻止

[ 2010年8月13日 06:00 ]

<聖光学院・広陵>6回2死一、二塁、広陵・丸子の中前打で二塁走者の新谷(左)を本塁アウトにし喜ぶ聖光学院の歳内と星(右)のバッテリー

 【聖光学院1―0広陵】聖光学院は、バックも歳内を盛りたてた。0―0の6回2死一、二塁で、広陵の4番・丸子の痛烈な中前打を中堅手の根本が本塁へワンバウンドの好返球。二塁走者のホームインを阻止した。

 「1点勝負だったので、少しだけ前に詰めていた。打者は引っ張る傾向があるし、捕手のサインも変化球。引っ掛けると思って、ちょっとライト側に寄っていた」と根本。「こういう舞台で成功させられてうれしい」と喜んだ。

 ▼聖光学院・星(歳内を好リード)直球で厳しいところを突いて、変化球で打ち取ろうと思った。投球の5割くらいはスプリットだった。

 ≪福島県勢春夏通算30勝≫福島県勢は、この日の聖光学院の勝利で春夏通算30勝(63敗、全国44位)となった。また県勢の完封勝利は、05年に同じ聖光学院の舟田がマークした佐賀商戦の11―0以来8度目。1―0の完封は、94年に双葉の田中が達成して以来4度目。ちなみに準優勝した71年磐城の田村は、初戦から3試合連続完封している。

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2010年8月13日のニュース